[M&Aの現場から]

2010年3月号 185号

(2010/02/15)

プロフェッショナルによる業界・業種特化型の投資会社

ACA 社長 東 明浩
  • A,B,C,EXコース
ACAは、2005年4月アント・キャピタル・パートナーズ(旧日興アントファクトリー株式会社)の100%子会社として設立された。その後、06年9月メディア・キャピタル・パートナーズが設立され、08年6月第三者割当増資を実施し、住友商事株式会社が資本参加。08年12月メディア・キャピタル・パートナーズを吸収合併。09年8月商号をアント・コーポレートアドバイザリーからACAに変更した。株主構成は、住友商事39%、アント・キャピタル・パートナーズ16%、役職員45%となっている。
「当社は、ケアビジネスやメディア・コンテンツといった特定業種や特定ニーズに特化した投資事業組合の運営、M&Aアドバイザリー、有価証券の流動化支援や経営支援に関するコンサルティング等の事業を展開しています」と語るのは、東(あずま)明浩社長。
東氏は、1961年9月生まれ。東京大学医学部を卒業して86年リクルートに入社。本社及び子会社ファーストファイナンスの財務部、経理部、経営企画部、新事業準備室で、グループの経営戦略及び財務戦略に従事。経営管理部門企画グループマネージャーとして、雑誌媒体やポータルサイトの金融チャネルなどのマルチメディアによる金融機関の営業支援サービスの企画に携わる。2000年1月ウイット・キャピタル証券に入社。マーケティング担当ディレクターを経て、インベストメントバンキング部門にて株式公開支援、M&Aアドバイザリー業務に従事。02年日興アントファクトリーに転じ、主にM&A、プライベート・エクイティ投資に携わり、05年4月より現職。09年10月よりCSKホールディングスの代表取締役会長を兼任している。
同社のスタッフは20人。ヘルスケア・チーム、メディア・チーム、戦略投資チームの3つのチームを組んでおり、投資事業としては上場株式ファンド(ANT Globa lPartners Japan Strategic Fund Ⅰ<アドバイザー>、ACAグロース1号投資事業有限責任組合)、業界特化型ファンド(アント・ケアビジネス1号、2号投資事業有限責任組合、MCP・シナジー1号投資事業有限責任組合)、OEMファンド(アント・DBJ投資事業有限責任組合)の運用等を行っている。

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