株式市場では、海外型企業と内需型企業の株価の二極化が進んでいる。低迷する内需型業種の多くは、人口減少、国内需要の停滞など厳しい環境に置かれ、株価が伸び悩んでおり、再編圧力は高まっている。一方、海外型業種ではIN-OUTの大型買収を目指す企業は今後さらに増えるだろう。世界的な株安傾向を背景に海外のM&Aは減速気味であるが、08年にむけて日本のM&Aはさらに拡大すると予想する。