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[「M&A入門」~M&A戦略立案からPMIまで~]

(2015/09/09)

第3部 「PMI」

第8回「PMIの進め方」

 飯塚 洋平(プライスウォーターハウスクーパース マーバルパートナーズ(現PwCアドバイザリー合同会社) シニアアソシエイト)

はじめに

 「これからは一緒にラジオ体操をやっていただきます! ・・・というのはジョークで、もちろんその必要はありません。皆さんの業務は、基本的にこれまでとは何も変わりませんのでご安心ください」

 これはある日本企業が同業の海外企業を買収した時、Day1セレモニーの冒頭で、現地の社員に伝えられたメッセージです。この日本企業は、国内の事業所では毎朝、全社員でラジオ体操を行ってから業務を開始しています。以前から一部資本関係があったためにそのことを知っていた現地の社員は、「自分たちも子会社になったらあの体操をやらされるのか…」と、Day1の前から陰で囁き合っていたそうです。

 ラジオ体操を実施すること自体は、健康維持上、むしろ好ましいことです。しかしながら現地企業の社員にとって、ラジオ体操をさせられることは、親会社のやり方を押し付けられることの象徴として認識されていました。

 「何か悪い方向に会社が変わってしまうんじゃないか」と、Day1の前後から買収子会社の社員は、得てして不安に陥りがちです。そのため、親会社がDay1で子会社に何を伝えるかは極めて重要です。

 この日本企業は・・・

 


プライスウォーターハウスクーパース マーバルパートナーズ株式会社

■筆者経歴
飯塚洋平(いいづか ようへい)
プライスウォーターハウスクーパース マーバルパートナーズ株式会社、シニアアソシエイト。早稲田大学政治経済学部を卒業後、プライスウォーターハウスクーパース株式会社に入社し、主に人事・チェンジマネジメントに係るコンサルティングに従事。その後アビームM&Aコンサルティング会社(現プライスウォーターハウスクーパース マーバルパートナーズ株式会社)に参画。現在は事業戦略策定支援、M&A戦略策定支援、M&A後の再成長支援を中心に幅広いコンサルティングを実施。

 

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