[編集部から]

2013年1月号 219号

(2012/12/15)

次号予告と編集後記

次号予告

2013年2月特大号
特集:2013年の日本経済とM&A動向 2013年1月21日発売予定


※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。
※年間購読者の皆様に雑誌形式でお送りしている2月特大号の「データ編」には、2012年の全データが掲載されます。2月特大号は、年間購読をされていない方も単冊でご購入いただけます。
(税込価格:10,500円)

編集後記


■弊社10階の喫煙室の窓越しに東京・紀尾井町の「グランドプリンスホテル赤坂(旧:赤坂プリンスホテル)」が望めます。建築家 故丹下健三氏の設計によって1982年11月に竣工した40階のこの超高層ホテルは、2011年3月31日に営業を終了し、今は師走の寒風の中、まるでエリ巻きを巻いた巨人のように立っています。上部に巻かれたこの“エリ巻き”は4階分を覆う巨大な作業用カバーで、その内側では、最上階の屋根を蓋代わりに使い、各フロアをジャッキで支えながらの解体が進んでいます。大成建設が開発した新解体工法「テコレップシステム」というそうですが、これによって巨人は4階分ずつ身を屈めるように低くなっていきます。12年5月から約1年かけて解体が進められるホテル跡地には、16年にホテル・オフィス・商業施設からなる「ホテル・オフィス棟」と「賃貸住宅棟」の2棟が完成する予定とか。その時には日本経済がデフレ不況から脱出し、新たな成長軌道に乗っていることを願わずにはおれません。(耕)


■先日、子供と一緒に、最新鋭のグリコ埼玉工場を見学してきました。館内に入ってすぐのところにあの有名な「1粒で300メートル」の大きなランナーの像があり、壁一面にはキャラメルについてくる「おまけ」がずらりとならんでいて、先ず圧倒されました。見学コースは1時間ほどで、会社の歴史映像やプリッツの製造工程を見せてもらいました。驚いたのは、配置されている人が想像以上に少なかったことです。材料の混合から完成品の箱詰めまではオートメーション化され、人が配置されているのは検査工程など、ほんの数人といった感じでした。そのほかクイズゲームに参加したりと、子供を楽しませるはずが、大人の方が夢中になっていました。と同時に、日本の製造業の凄さにも触れた感じがしました。機会があればぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。(礼)

 

 

 

 

 

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