[編集部から]

2013年7月号 225号

(2013/06/15)

次号予告と編集後記(2013年7月号)

次号予告

2013年8月号
特集:業界地図が塗り替わる人材派遣サービス 2013年7月16日発売予定


※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。

編集後記


■『ステークホルダー 小説 事業再生への途』(一般社団法人金融財政事情研究会。2012年2月刊)でM&Aフォーラム賞正賞『RECOF賞』を受賞された堀内秀晃さん(GEキャピタル エグゼクティブディレクター コーポレートレンディング部長)が、このほど第2作となる『ステークホルダーII 小説 金融円滑化法出口戦略への途』を金融財政事情研究会から上梓されました。堀内さんには弊社「MARR online」の「WEBインタビュー」で「私がM&A小説を書いた理由(わけ)」と題して、処女作執筆の舞台裏を語っていただきました。インタビューの中で、「次に書くとしたら日本を舞台にしたいですね。事業再生をテーマにするかどうかはわかりませんが、金融系のテーマにはなると思います」と語っておられましたが、前作がメーンバンクである邦銀の銀行員の視点から、取引先企業が買収した米国企業をどのようにして事業再生し、企業価値を向上させた上で売却したか、そのプロセスを描いた内容であったのに対して、今回は中小企業金融円滑化法が3月末で期限切れを迎えた後の事業再生の現場を登場人物の目線でリアルに体感できる内容となっています。興味のある方は是非。(耕)

■先日、ホテルオークラ東京で開催されたチャリティーイベント「10カ国大使夫人のガーデニング」に行ってきました。世界10カ国の駐日大使夫人が自国を代表する草花を使い、各国の文化・伝統を表現する庭園の展示会です。英国のイングリッシュローズとハーブで彩られた田舎の庭園やスペインのパティオなど。一言で庭園と言っても、そこには気候や生活環境の違いなどから全く別の世界が広がっていました。さて、近年グローバルM&Aが活発化しています。IN-OUTの件数は2012年には過去最多を記録し、今後もクロスボーダー案件が増加するとの言葉も耳にします。その地域で作られた庭園をすっかり変えてしまうことはもったいないことですし、できないことでもあります。お互いの特色を活かし合い、新しい庭園を創出することで日本が多くの世界を持つことができれば素敵なことだと思います。(幸)

 

 

 

バックナンバー

おすすめ記事

アクセスランキング