[編集部から]

2014年2月特大号 232号

(2014/01/15)

次号予告と編集後記(2014年2月号)

次号予告

2014年3月号
特集:ベンチャー育成と産業革新機構の役割 2014年2月18日発売予定


※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。

編集後記


■2013年は、安倍首相自らの海外でのトップセールスと日系企業の不断の努力で、経済全般に明るさを見出した年でした。
国内のM&Aに目を向ければ、12月、セブン&アイによる相次ぐ買収・出資が印象に残っています。鈴木会長がオムニチャネル戦略を強く打ち出されてからほどなくして発表された各案件。このオムニチャネル戦略をどう具現化して良質の顧客サービスを提供していくのか、強い資金力の今後の運用先を含めて、同社の動きに期待を込めて注目していきたいと思います。
さて、この2月に、ご好評いただいているM&Aフォーラム事務局主催の【M&A実践実務講座】[第16回、短期集中タイプ]が開催されます。実践で役立つ知識が短期間で習得できるのはもちろんのこと、他企業の方々とのまたとない交流の場でもあります。是非本講座をご活用ください。(祥)

■大賀ハスは千葉の天然記念物です。1951年、名前の由来となった大賀一郎博士達が古い時代の泥炭層から蓮の実を発掘、発芽処理を行ったところ、立派に生育して翌年開花。その後の調査などで2000年前の「古蓮」であると考えられています。この蓮がどんな不運や悪環境にあって本来咲くはずの時代に咲けなかったのかは不明ですが、発掘までの長い時間、腐ることなく花を咲かせるエネルギーを維持していたことに感動します。
さて、日本も長期低迷の泥沼に苦しんできましたが、それももう終ってよい頃です。アベノミクスへの期待の高まりや東京オリンピック開催決定など明るい兆しも出てきました。大賀ハスは現在国内外150カ所で開花しています。この20年間、人も企業もただ耐えていただけでなく花開くための備えをしていたはずです。今年は大賀ハスのように「復活の花」が咲きますように。(本)

 

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