[編集部から]

2014年11月号 241号

(2014/10/15)

次号予告と編集後記(2014年11月号)

次号予告

2014年12月号
特集:「伊藤レポート」の本質にせまる 
2014年11月18日発売予定

※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。

編集後記


■本誌にて紹介しました通り、第8回M&Aフォーラム賞が決定し9月29日に表彰式が開催されました(https://www.marr.jp/marr/marr201411/entry/4708)。M&Aフォーラムの落合誠一会長(中央大学法科大学院 教授、東京大学 名誉教授)、選考委員長の岩田一政氏(日本経済研究センター代表理事・理事長)をはじめ、M&Aにかかわる様々な分野の第一人者の方々が参加され、有意義かつ大変楽しい集いとなりました。今年のM&Aフォーラム賞正賞「RECOF賞」は、芦澤美智子氏(横浜市立大学 国際総合科学部 准教授)が獲得されましたが、お話によると、当日の表彰式にも駆けつけていただいた第1回の正賞受賞者・井上光太郎先生(東京工業大学教授)の著書「M&Aと株価」を読み、これにあこがれてM&A研究の世界に入ったとのことでした。こういう素晴らしい繋がりを生む場を提供させて頂けることを改めて光栄に感じた次第です。
なお、芦澤先生には、8月号の「視点」コーナーにご寄稿頂いていますので、是非ご参照ください(https://www.marr.jp/marr/marr201408/entry/4482)。(朱鷺)

■先日、友人夫妻と会う機会がありました。結婚式に参列する仲だったのに、その時以来半年ぶりの再会でした。名字も変わり、働き方や住む場所も変わりましたが、そんな環境変化の中でもすっかり落ち着いたようで微笑ましい様子でした。M&Aは企業の結婚とも言われます。人と同じく、企業も自身を成長させていくため、また事業を継続させていくために買収、合併などの方法を活用します。ついつい、統合発表パーティーの結婚式のような華々しさに目を奪われがちですが、大切なのはその後の生活のビジョンをちゃんと描けるかどうかだということを、2人の姿を見て改めて考えさせられました。日本の離婚率は3組に1組という統計も出ているようですが、M&Aの成功率を示すのは難しいとされています。今年に入ってからも、サントリーホールディングスによる米ビームの買収、第一生命保険による米プロテクティブの買収といった大規模な国際結婚が公表されるなど、日本企業の積極的な動きが見られます。公表される案件を見ながら、「この結婚がどうか上手くいきますように」と願う日々です。(幸)

 

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