[編集部から]

2015年2月特大号 244号

(2015/01/15)

次号予告と編集後記(2015年2月号)

次号予告

2015年3月号
特集:「アクティビズムとショートターミズム」       
2015年2月17日発売予定

※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。

編集後記


■M&A専門誌「マール」2月特大号は、前年1年間のM&A全データを一挙掲載している最もボリュームのある号です。2012年6月号以降は年間購読のみで単冊販売は行っておりませんが、2013年から2015年の各2月特大号は特別に単冊で販売しております。税込価格は10,800円です。マールオンラインのサイトからご注文いただけますので、身近に購入ご希望の方がおられましたら是非ご紹介下さい。
また、毎年ご好評をいただいておりますM&Aに関する調査分析レポート「マールレポート」2015年版を近日発行予定です。2011年版を発刊後シリーズ化し今回で5冊目となります。4部構成のうち、「第1部業界動向」と「第2部マーケット動向」はPDFで個別購入もいただけます。「第4部アンケート調査」では、M&Aのプロフェッショナルから見た2014年に印象に残ったディール、2015年に活発化すると予想される業界などについて、今回も興味深い結果が出ています。是非ご覧ください。(丸)

■私たちひとりひとりの、特定のものに対する評価は異なります。なぜなら、それぞれに好みや、何を大事と考えるかといった評価基準が違っているからです。これは企業も同じで、それは企業文化と言い換えることができそうです。M&Aの場面では、売り手と買い手が、それぞれの企業文化を尊重しながら、シナジーによってどのような新しい価値を創造することができるかを擦り合わせることが重要です。
文化人類学者の前川啓治氏は、マクドナルドを例に、ビジネスモデルとしてマニュアル化を軸にグローバル展開をしながらも、現地の文化風土に合わせた味付けや接客などに「ローカライズ」していく、「グローカリゼーション」について述べています。これはM&A、特に海外との事例にも当てはめることができるのではないでしょうか。何を事業展開上の軸として、どの点に柔軟性を持たせるのか、工夫が必要なのです。そしてその線引きを自社内や、相手企業と共有することがクロージング後の経営では求められるのではないでしょうか。(澄)

 

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