[編集部から]

2016年12月号 266号

(2016/11/15)

次号予告と編集後記(2016年12月号)

次号予告

2017年1月号
特集:「宮内義彦氏が語る「ガバナンス改革の現状」」       
2016年12月15日発売予定

※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。

編集後記


■最近、東京・六本木の「アークヒルズ」に取材に行く機会が増えました。森ビルが主導し、民間による日本初の大規模市街地再開発事業として「アークヒルズ」が誕生したのが1986年。16年3月31日には開業30周年を迎えたわけですが、ここに日本ベンチャーキャピタル協会はじめ、ベンチャーキャピタルが集結し出しているためです。今春、アークヒルズには未来のイノベーションを生み出す原動力となる3つの施設が開設されました。①世界で最も影響力のあるテクノロジーメディア「WIRED」が、日本初となる常設のリサーチ・実験の場「WIRED Lab.」を開設、②本格的な工作機器によりアイデアをカタチにできる会員制工房「TechShop」がアジア初進出、③「起業」を一過性のブームにとどめず、さらなる発展と持続を後押しするための新たなビジネスクリエーションの場であるワークプレイス「KaleidoWorks」(カレイドワークス)のオープンです。アークヒルズを含めたこの地域には、ベンチャーキャピタルだけでなくグリー、Facebook Tokyo、Twitter Japan、Apple Japan、グーグルなども集まってきています。かつて、最先端のITベンチャー企業がオフィスを構えた渋谷は「ビットバレー」と呼ばれました。新しいモノ作りのアントレプレナーなどが集まるアークヒルズ地域は何と呼ばれることになるのか、これからが楽しみです。(耕)

■マールでは、今月号(2016年12月号)をもって、書評「今月の一冊」を当面休載します。さかのぼれば1999年1月号にM&Aに関するセミナーや催し物の開催、出版物のお知らせのコーナーとして「プラザ」が登場、その後、2000年7月号から本を紹介するコーナー「BOOK」(2010年10月号から「今月の一冊」)として独立し、毎月、様々なM&Aに関する本を1冊ずつ紹介してきました。紹介してきた本は約200冊を数えます。16年半続いてきたコーナーですが、ここで一旦お休みします。また新たな形でM&Aに関する本をご紹介していく予定です。どうぞご期待ください。(礼)

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