[マールインタビュー]

2011年9月号 203号

(2011/08/15)

No.136 日本企業では最大の海外グローバル企業との統合を成功に導く

日本たばこ産業(JT) 新貝 康司 副社長
  • A,B,EXコース

2度のM&Aでつくり上げた海外たばこ事業

--M&Aで海外たばこ事業を拡大されています。

「JT は将来の柱にすべく食品や医薬事業へも注力していますが、売上高(税抜きで1兆9566億円)では半分近く、利益(EBITDAで5411億円)では半分以上を海外たばこ事業が生み出しています。売上高、利益とも国内たばこを上回っています。海外たばこの利益は、この10年間で10倍も増え、文字通りグループの利益成長の牽引役となっています。従業員も4万8000人のうちほぼ半分の2万3000人が海外たばこ事業の人たちです。
120カ国で事業を展開していて、国内と併せ、世界で3位です。スイスに世界本社(JTインタナショナル<JTI>)があり、全世界で90カ国の社員が働いていますが、日本人は130人に過ぎません。業務執行役員は17人で、国籍は12カ国。日本人はJT出身の2人です。私はこの6月までその一人で副社長兼副CEOでした」

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