[マーケットを読む ~今月のM&A状況~]

2007年4月号 150号

(2007/03/15)

M&Aも株主に顔を向ける時代に

レコフ 重田昌輝
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月のM&A市場は、製薬業界で、田辺製薬と三菱ウェルファーマ(大阪市)の合併があり、家電量販店業界では、エディオンとビックカメラが将来の事業統合を視野に入れた株式持ち合いを行い、
さらには食品業界で、アサヒビールが、カゴメに対して資本参加を行うなど、各業界で活発な動きが見られた。一方、大阪製鉄と東京鋼鉄との株式交換契約は、東京鋼鉄の臨時株主総会で、反対株
主の委任状争奪戦が奏功、株主の承認が得られず、否決された。日本のM&Aも株主に顔を向ける時代に入った。

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