[編集部から]

2021年11月号 325号

(2021/10/11)

次号予告と編集後記(2021年11月号)

次号予告

2021年12月号
特集:M&A関連法制と実務の最新動向[2021年版]
2021年11月10日マールオンライン上の先行リリース 
2021年11月15日発売予定 
※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。

編集後記

■M&A支援機関の登録制度がスタートしました。登録したM&A支援機関の中には、登録のリリースを公表するなど、積極的にアピールしているところも見受けられます。ここで注意が必要なのが、「登録制度」の意味です。許認可の制度には、届出、登録、認可、許可、免許とあり、この順番に許認可の難易度が上がっていきます。今回は、登録に必要なデータや書類を整え、中小M&Aガイドラインの遵守を宣誓した上で、データや書類等に不備がなければ登録が完了となります。ガイドラインの遵守を宣誓してはいますが、一概に「登録機関」=「優良機関」と言い切れない点に注意が必要です。このことは登録制度の公募要領にも「中小M&A支援に係る品質を保証するものではありません」と記載されています。支援を依頼する中小企業も登録した支援機関もお互いに「登録」の意味について正確に理解しておくことが必要です。(謙)

■休日をどう過ごすか考えていたところ、以前テレビでオンライン旅行が紹介されていたのを思い出しました。早速旅行会社の専門ページを開くと、「世界一周ライブツアー」といった観光旅行だけではなく、買い物代行、占い、語学学習などあらゆるプランが用意されていて、見ているだけで楽しくなります。迷った挙句、リアル旅行ではなかなか実現が難しい海外の個人宅訪問ツアーを選びました。行き先はエジプト、ウズベキスタン、トルコの3カ国。各国の気候、家の外装や内装、台所に置いてある調理器具のほか、エジプトではコーランの置き方や祭壇まで紹介してもらいました。実際に旅行したわけではありませんが、Zoomのチャット機能で現地の方とコミュニケーションが取れるので、思っていたよりも旅行気分を味わうことができました。旅行については未だ先行きが不透明な状況が続いていますが、オンラインでその旅心を満たすのも一興かと思います。(郁)

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