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[産業構造の変化に対応するM&Aの実務]

2014年9月号 239号

(2014/08/15)

第27回  M&Aの成長シナリオ(仮説と検証)

 島田 英海(EYトランザクション・アドバイザリー・サービス ディレクター)

  どのような産業においても、成長の道筋は一つではありません。自社のコア事業を伸ばしていくオーガニック・グロースか、M&Aをベースにしたノンオーガニック・グロースか、企業は自社の成長のシナリオは何かを常に問いかけています。産業構造の変化に対応した成長シナリオの仮説をもとに繰り返し検証していく6つのステップを推奨します。

はじめに

  企業は成長シナリオを描く過程において、M&Aの機会をどのようにとらえていくべきでしょうか。成長のシナリオの仮説に基づいて、繰り返し検証していく6つのステップを推奨します(図表1参照)。

<図表1:M&Aの成長シナリオ:仮説と検証の繰り返し>

<M&A成長シナリオ:6つのステップ>
① 経営戦略と投資方針
オーガニック・グロースか、ノンオーガニック・グロースか、自社グループの成長シナリオの仮説を構築
② 投資の対象地域と進出方法
新興国を目指すか、欧米諸国に投資をするか、拡大する市場を特定
③ 市場と成長性
トップラインを伸ばすにはどうするか、市場でのシェア獲得のためのシナリオを吟味
④ 収益性と会計・税務
収益性のモデルに基づいた見積もりと現地の会計・税務を反映
⑤ バリューチェーンとオペレーション
バリューチェーンを明確にし、オペレーションのフローに基づいたビジネスを把握
⑥ デューデリジェンスと価値算定
正常収益力と資産負債を精査し、事業計画をベースに事業価値を算定

  それぞれのステップにおいて、自社グループのM&Aの成長シナリオに基づいて、検討を進めて行くために必要なエッセンスについて、検討を進めていきます。
 

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