[M&Aの現場から]

2009年1月号 171号

(2008/12/15)

戦略策定にとどまらず、実行支援までを行う

ピー・アンド・イー・ディレクションズ代表取締役島田直樹
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ピー・アンド・イー・ディレクションズ(P&Eディレクションズ)は島田直樹代表が2001年に設立した経営・事業コンサルティング会社。社名の「ピー(P)」はプランニング、「イー(E)」はエグゼキューションで、戦略策定にとどまらずその実行までの支援を行うという意味を込めて付けられた。社員は20人。
「創業以来、未上場企業から一部上場企業に至るまでさまざまな規模、さまざまな業界の企業支援を行っていまして、累計の顧客企業数は130社を超えました。デュー・ディリジェンスなどを含めたM&A関連の仕事は全体の約20%でしょうか」と、島田氏。
同氏は1968年11月生まれ。一橋大学商学部を93年に卒業、日本のアップルコンピュータに入社しプロダクトマーケティング、コーポレートプランニング、社長室などで戦略立案を行う。マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院修了(MBA)後、98年ボストン・コンサルティング・グループに転じて、ハイテク、通信、消費財、ベンチャーキャピタルなどの企業を対象にしたグローバルなコンサルティング案件に参画。さらにICGジャパン設立と同時にオペレーショングループのマネージングディレクターに就任。ICGジャパンが投資する企業の育成、ICGの海外パートナー企業の日本法人設立および日本の大企業とのジョイントビジネスの立ち上げなどを行った後、01年にピー・アンド・イー・ディレクションズを設立した。
「父が保険会社に務めていた関係で転勤が多く、私の子供の頃は転校に次ぐ転校でした。転校先の学校に慣れるまでじっくり人の話を聞くのが子供ながら習い性になったようで、これが今のコンサルタント業にも活きているように思います」と笑う。

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