[マールレポート ~企業ケーススタディ~]

2011年7月号 201号

(2011/06/15)

キトー ファンドと組んでMBO、そしてエグジットへ グローバル成長戦略強化を図る鬼頭芳雄社長の決断

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キトーは、1932年に創業された重量物の搬送、固定に使われるホイスト・クレーンの専門メーカーである。80年10月には店頭市場(現ジャスダック市場)に株式を公開。その後、2003年10月カーライル・グループの支援を受けてMBOにより非上場化したが、07年8月には東京証券取引所第一部市場へ上場を果たした。そして今年3月、カーライルは全持株を売却して完全エグジット。同時にキトーはグローバル成長戦略を主軸とした5カ年の中期経営計画をスタートさせた。MBOからファンドの完全エグジットまでの過程で、キトーの鬼頭芳雄社長は経営者としてどのような決断を行ってきたのかを追った。

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