[M&Aトピックス]

(2021/08/03)

カーライル・グループ、シニア・アドバイザーに青田広幸氏就任

 カーライル・ジャパンのシニア・アドバイザーに、青田広幸氏が8月1日付で就任した。青田氏は製造業・一般産業におけるカーライルの新たな投資機会の発掘や評価を含めた投資活動全般について助言を行う予定。

 カーライル・ジャパンは、日本における中核産業分野の投資先企業を支援するシニア・アドバイザーとオペレーティング・エグゼクティブのチームを擁している。今回の青田氏の就任により同チームは 11人体制となり、今後も拡大していく予定だ。

 青田氏は、製造業における約40年の経験を持ち、パナソニックおよびグループ会社にて数々の要職を歴任した。2015年~19年に同社役員、19年~21年に常務執行役員、コネクティッドソリューションズ社にて17年~20年に副社長、パナソニックスマートファクトリーソリューションズにて15年~20年に社長を兼任、20年~21年に会長を務めてきた。それ以前は、パナソニックグループにて、オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社の事業部長および企画センター所長、情報モータ事業部および乾電池ビジネスユニットの事業部長、アメリカ松下モータ社の社長など、複数の上級管理職を歴任。この間、青田氏は製造プロセス全体にイノベーションを促進し、業務プロセスの統合や自動化を通じて現場のオペレーションを改善した。

 米カーライル・グループは、グローバルに展開する投資会社で「グローバル・プライベート・エクイティ」「グローバル・クレジット」「インベストメント・ソリューションズ」の3つの分野で投資活動を展開している。2021年6月末時点の運用資産は総額2760億ドル。現在、世界5大陸の27拠点に1800人以上の社員を擁している。



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