[M&Aトピックス]

(2021/11/15)

新しいMARR Onlineのナビゲーション

この度MARR Onlineは、リニューアルを実施しました。本ナビゲーションでは、新しいMARR Onlineのコンテンツの体系を、ポイントを絞ってご説明します。


1. 分類: 4分類に主要コンテンツ
 これまではコーナー毎にコンテンツが分類されていましたが、リニューアル後は4つに主要コンテンツが格納されています。分野毎に分類することで、ユーザーは関心のあるコンテンツに容易にたどり着くことができます。


<新しいMARR Onlineのコンテンツ体系>


1) M&A統計


2) M&A戦略


3) M&A専門実務


4) 事業承継


<その他(専門家、セミナー・イベント、M&Aフォーラム)>


2. 各分野の想定ユーザー

各分類においては、主に次のようなユーザーを想定しています。

 これまではM&Aに関するテクニカル(技術的、専門的)なコンテンツと、事業面のコンテンツが混在して分かりにくいという声がありました。これを明確に区分します。もちろん全てのユーザーに全分類を利用してもらいたいため、あくまで関心のある記事に簡単に行き着くための区分とお考え下さい。


分類想定ユーザー
M&A統計M&Aの全体の動向やデータに関心を持つ方
M&A戦略主に事業会社担当者向け
M&A専門実務事業会社のM&A担当者やM&A専門家向け。主にテクニカル
事業承継事業承継に関心を持つ方

 以下では、M&A戦略とM&A専門実務の中身を説明します。

3. M&A戦略のコンテンツ詳細

M&A戦略は、次の5つのカテゴリに分かれ、それぞれ次のコンテンツが格納されています。

カテゴリコンテンツ説明及び主なキーワード
戦略立案M&A戦略及び経営全般の理論面や事例からの示唆
ケーススタディ・産業M&A取引の事例、企業経営の事例や産業全般
PMIPMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)のコンテンツを集約。買収後の対象会社のガバナンス(コントロール)を含む
PEファンドPEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)に関するコンテンツを集約。PEファンドの戦略、投資後のPMI手法、カーブアウト事例など
ベンチャーM&AベンチャーM&A全般。事例研究、VC及びCVCに関するコンテンツなど

想定される質問 :PEファンドがM&A戦略に含まれているのはなぜですか?

回答
PEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)は、企業の経営権を取得し、投資先企業の経営に積極的に関与することで企業価値を高め、その後当該企業を売却して投資収益を獲得することを事業とする投資会社です。

一般的には、事業会社とPEファンドは戦略的な買い手と財務的な買い手として区分する考え方が良く知られています。しかしながら、事業会社もPEファンドも同じM&Aの当事者です。そしてPEファンドにも、各社毎に明確な投資戦略、バリューアップ手法、投資後のガバナンス体制構築(コントロール)手法がある点は、事業会社と全く変わることがありません。むしろ事業会社への投資を本業とするため、M&Aに関する限りM&A戦略を極めて明確に見える化(言語化)しています。MARR Onlineは、PEファンドに関するコンテンツが充実しています。事業会社の担当者にとって非常に有益な内容となっています。

 以上の理由から、PEファンドに関するコンテンツをM&A戦略に分類しています。

4. M&A専門実務のコンテンツ詳細

M&A専門実務は、次の5つのカテゴリに分かれ、それぞれ次のコンテンツが格納されています。

カテゴリコンテンツ説明及び主なキーワード
企業価値評価・DD企業価値評価及びDD(デュー・ディリジェンス)に関するもの
専門実務総合M&A法務、会計税務、人事等の専門実務に関する記事。海外M&Aに関する専門実務を含む
事業再生総合事業再生に関するコンテンツを集約
M&A専門家M&A専門家(FA、弁護士、会計士、コンサルタント等)に焦点を当てたコンテンツを集約
M&A実務基礎M&A実務を行う上での基本的な内容から、M&Aを全体的・俯瞰的に解説したもの。各プロセスについて、M&A全体の中での位置付けを論じたものも含む

5. 最後に

 今回のリニューアルでは、ユーザーの皆様から寄せられたご意見を大きく反映しています。今後も皆様のご意見を踏まえ、随時リニューアルしていく予定ですので、ご意見をお待ちしております。

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