[M&Aトピックス]

(2022/03/10)

M&A支援機関の登録制度、追加登録の結果を公表~545件が追加登録され全2823件に

 中小企業庁は2022年3月10日、M&A支援機関登録制度に追加登録された ファイナンシャルアドバイザー(FA)および仲介業者を公表した。2022年1月21日から2月21日までの登録申請期間を通じて追加登録された支援機関は545件。昨年登録された2278件との合計で2823件となった。

 追加登録後のFAおよび仲介業者、全2823件のうち法人が2070件と4分の3を占め、個人事業主が4分の1の753件となった。また、M&A支援機関の種類別では、M&A専門業者の仲介が638件、FAが447件と約4割をM&A専門業者が占めている。このほか税理士601件(21.3%)、公認会計士283件(10.0%)、地方銀行77件(2.7%)、信用金庫・信用組合61件(2.2%)と続く。

 なお、M&A支援業務の専従者数では、「0~2人」が7割、設立年代別では「2020年代」が5割弱を占めるなど、近年に設立した小規模M&A支援機関が登録の中心となっている。

 M&A支援機関の登録有効期限は今年6月末までだ。M&A支援機関登録制度の公募要領によると、支援した中小企業のM&Aの成約案件実績を5月末までに報告することになっており、その際に「登録継続」についても申請できる見通し。

 なお、M&A支援機関の登録制度の創設と併せて、M&A支援機関による支援を巡る問題等の情報提供を受け付ける専用窓口が設置されている。受付窓口は以下の通り。

【M&A支援機関登録事務局内 情報提供受付窓口】
Eメール:jouhouteikyou@ma-shienkikan.go.jp
TEL:03-4577-6532
TEL:03-6867-1478(2022年3月31日まで利用可能)
URL:https://ma-shienkikan.go.jp/inappropriate-cases(外部サイト)
受付時間:平日 10:00~17:00
■中小企業庁 M&A支援機関登録制度に係る登録ファイナンシャルアドバイザー及び仲介業者の公表(令和3年度2次公募分)について

関連記事

バックナンバー

おすすめ記事

スキルアップ講座 M&A用語 マールオンライン コンテンツ一覧 MARR Online 活用ガイド

アクセスランキング