[視点]

2012年8月号 214号

(2012/07/15)

M&Aを遂行する能力

安田 洋史(青山学院大学 経営学部 兼 大学院経営学研究科 教授、<前>株式会社東芝 セミコンダクタ社提携・戦略担当部長)
  • A,B,EXコース

技術革新の進展やグローバル市場の多様化など昨今の経営環境の変化の中で、企業にとってM&Aやアライアンスを駆使して事業能力を強化し、あるいは事業領域を再定義することが益々重要になっている。いかにM&Aやアライアンスを活用し遂行するかの巧拙が、企業競争力を決する要因の一つになっている、といっても過言ではないであろう。ところで、企業がM&Aやアライアンスを遂行する能力というものは、どのように評価されるべきものなのであろうか。

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