[セミナー・イベント]

(2021/11/11)

欧州におけるエネルギー投資の現状 水素及びバッテリー事業をテーマに

-大手企業からスタートアップまでのM&A、JV、ライセシングその他の潮流、交渉・契約のために押さえておくべき論点(同時通訳あり) 12/8(水)17:00~開催

バード&バード法律事務所 Dr. Matthias Lang、Sally Shorthose氏、Lawrence Freeman氏、OXYGY 太田信之氏、アルファフィナンシャルエキスパーツ 池谷誠氏

  受付は終了しました

セミナー概要

欧州において代替エネルギーとして台頭を始めている水素およびバッテリー事業をテーマとして、イギリスを本社とし、テクノロジー関連分野に強みをもつ国際法律事務所バード&バードからエネルギー関連のM&Aプロジェクトに精通する弁護士と、その法律事務所のグループコンサルティング会社であるOXYGYからAPAC代表を務める太田信之氏を招き、またゲストスピーカーとしてアルファフィナンシャルエキスパーツ代表の池谷誠氏(元デロイト トーマツ FAバリュエーション・モデリング部門MD)にもご登壇いただいて、M&A、JV、ライセンシング、その他の潮流や交渉・契約のために抑えておくべき論点(ESG DDなど)について、日欧同時開催でご講演いただきます(同時通訳あり)。

クロスボーダーM&A、エネルギー投資、ESG視点でのM&Aなど、広くM&Aに関心のある方のご参加をお待ちしております。

<主な内容>
1. 欧州におけるエネルギー投資最前線の概況(水素・バッテリー・モビリティ中心)
(a) 欧州における投資トレンド・今後の展望
       - 市場・技術概況
       - 水素やバッテリーを関連するM&Aを行う際に必要となる特別な要件
       - 欧州向け中心にクロスボーダー(日米他)M&Aの今後
       - Value upするためのポストディールマネジメント上の留意点
(b) 欧州の最新事情
       -スタートアップから大手プレイヤーの動き
       -応用分野(モビリティ、バッテリー、水素等)と注目技術やトレンド事例
       -大手によるスタートアップ等への投資(買収、JV、提携)

2. 事業開発(M&A、JV等)における留意点
(a) 新規事業に係る事業計画とバリュエーションに係る論点
       - 新規技術・製品に係る事業計画策定とモデリングのプロセス
       - 提携先、買収先との間での事業計画、バリュエーションに係る係争パターン、Shareholders Agreementにおける仲裁条項と専門家の役割
(b) 水素やバッテリーに関する留意すべき投資上の論点(主に規制・法令・知財サイドから)
       - 主に規制・法令・知財を中心に
       - ESG DD(環境を意識したデュー・ディリジェンス)の特徴・留意点、リスクだけでなく、アップサイド等の見方、リターンのタイミングやリターンの質について
       - 事例:知財が大きな論点となったケース

3. 欧州における新しい潮流
       - 対象企業の持つEUでのステータスより、EUファンドの使用が可能な例
       - コンソーシアムのメンバーとなることによる影響
       - EU技術を使用して、EU域外に展開する際に使用可能なEUファンド

~こんな方にお勧め~
・欧州の最新のM&Aに関心のある方(ESG DDその他新しい視点でのM&A実務を含む)
・クロスボーダーM&Aに関心のある方
・水素をはじめ、エネルギー分野のM&A、投資に関心のある方

(所属会社)
・事業会社のご担当者(経営企画部、事業開発部、エネルギー関連事業、法務部、財務部、リスク管理部など)
・弁護士(日本の法律事務所の弁護士、または、企業のインハウスの方に限ります。)
・投資銀行
・M&A専門会社
・コンサルティング会社

その他M&Aにご関心のある方は広くご参加ください。同時通訳ですので、日本語で受講可能です。

※弁護士の方につきましては、日本の法律事務所所属の弁護士の方、または、企業のインハウスの弁護士の方に限ります。

登壇者

Dr. Matthias Lang (マティアス・ラング)(バード&バード法律事務所 パートナー、デュッセルドルフオフィス)
マティアスはデュッセルドルフオフィスを拠点とする、弊所国際エネルギーセクターグループとインフラストラクチャーグループのパートナーで、これらのグループを牽引するコアグループメンバーの1人です。また、弊所のエネルギー・デジタイゼーショングループの共同代表でもあります。
インフラストラクチャー、エネルギー関連法、規制法、環境法などのアドバイスを行っています。またドイツにおける公共商法に関してもアドバイスを行っています。その他には、会社法、行政法、欧州法、不動産に関する法律や標準化法に関しての経験も有しています。
ドイツのEnergiewendeプロジェクトに関連して、エネルギー転換のすべての側面についてクライアントにアドバイスを提供した豊富な経験を持ち、従来型と再生可能エネルギーの両方を利用した発電プロジェクト、石油、ガス、発電計画と許可手続き、超高電圧ライン、水素、ガスパイプライン、ガス貯蔵、およびその他の産業設備などを含む、国境を越えたエネルギー関連の法務問題についてもアドバイスを提供します。

Sally Shorthose 氏(バード&バード法律事務所 パートナー、ロンドンオフィス)
弊所で最も経験豊富な知的財産法務グループのパートナーの一人です。知財トランザクションを専門としており、知財が最も重要となる様々な分野を得意とし、研究、開発、テクノロジーの最先端にいる企業に豊富な知識と経験を提供しています。
知財だけでなく、商法に関するアドバイスも提供することができ、ライセンス、提携、利用権合意、研究、開発、マーケティングのコラボレーション等に関するアドバイスが提供できるチームを率いています。また、規制および「FTO、 Freedom to Operate」の問題についても様々なクライアントに数多くのアドバイスを提供し、重要なデューデリジェンス問題も担当しています。買収、売却および投資活動を含む様々なトランザクションにおいて、知財権の保護と活用についてアドバイスを提供しています。
バード&バードに入所する前は、アストラゼネカの前身であるICIとZenecaにおいて上級法律顧問を務め、その後、Novartis UKの法務部長を務めた経験があります。

Lawrence Freeman 氏(バード&バード法律事務所 シニアカウンセル、ブリュッセルオフィス、元テスラの欧州リーガルカウンセル)
ブリュッセルオフィスのシニアカウンセルで、欧州におけるの競争法、規制、商法に関し25年以上の経験を有しています。
バード&バードに入所する前に、テスラ社の欧州法務部門を立ち上げ、欧州顧問を5年務めました。テスラにおいては、戦略的かつ法律および規制問題について様々な問題を解決し、電気接続および自動運転車に関する規制の問題について独自の専門知識を獲得しました。
テスラにいた経験から、自動車の購入契約と保証、サプライチェーンの商業契約と非開示契約、距離販売規則、電気自動車の充電ポイントの展開から生じる契約と責任の問題、およびヨーロッパの代替燃料インフラストラクチャ法を扱う特別な専門知識を持っています。排出ガスクレジット取引、修理権規則、データ保護規則、電磁適合性およびCEマーキング法、エネルギー表示、補助金、一般的な製品の安全性とリコールに関する規則、バッテリー法、使用済み車両法、タイヤ法、タイプ-承認法、自律型車両の規制の枠組み、REACH、RoHSおよびWEEE法、UNECE輸送規則、ISO規格、選択的流通協定への競争規則の適用、工具およびスペアパーツの供給、並行貿易および地理-オンライン販売のブロックなど、自動車業界に存在する様々な規制について精通しています。

太田 信之 氏(OXYGY 代表取締役 パートナー)
太田信之は、バード&バード法律事務所を母体とするOXYGYのアジア・パシフィック代表です。ソニー、GE本社部門等でマーケティング、商品開発、事業開発(M&A、買収後の事業統合)、シックスシグマを経験し、コンサルティング業界では事業再生・事業開発・全社トランスフォーメーション、イノベーション、スタートアップ支援等を手掛けてきました。
本セミナーでは日本企業のクロスボーダーでのM&Aにまつわる現実的な課題を踏まえ、案件オリジネーションから買収後の統合まで含めた日本企業の現実的な課題を踏まえた論点とその解決の方向性についての視点を提示します。

池谷 誠 氏(アルファフィナンシャルエキスパーツ マネージングディレクター)
池谷誠は、アルファフィナンシャルエキスパーツのマネージングディレクターであり、損害算定や価値評価の専門家として、資本市場やM&A、ビジネス契約、知財、税務に係る訴訟など、国内外の多くの訴訟や国際仲裁において専門家証言や意見書作成、関連する助言業務を提供したほか、独禁法や証券法、移転価格税制等に係る規制当局への対応を支援するためのコンサルティングサービスを提供した経験を有しています。現職就任前は、デロイト トーマツ ファイナンシャル アドバイザリー合同会社バリュエーション・モデリング・エコノミクス部門のマネージングディレクターとして係争支援およびエコノミクスプラクティスを統括しました。上智大学経済学部卒、コロンビア大学国際関係学修士(国際金融・ビジネス専攻)。

開催概要

テーマ欧州におけるエネルギー投資の現状 水素及びバッテリー事業をテーマに
-大手企業からスタートアップまでのM&A、JV、ライセシングその他の潮流、交渉・契約のために押さえておくべき論点(同時通訳あり)
開催日時2021年12月8日(水)17時00分~18時30分
参加費
(税込)
無料会員様25,300円
有料会員様(M&A専門誌「マール」購読者)・A/B/EXコース無料
・Cコース16,500円
有料会員様(レコフM&Aデータベースご契約者)無料

有料会員の方はセミナーを特別価格で受講できます。

会員登録はこちら

定 員

100名(先着順)

※弁護士の方につきましては、日本の法律事務所所属の弁護士、または、企業のインハウスの弁護士に限ります。予めご了承ください。
※申込者本人のみのご参加に限らせていただきます。他にもご参加を希望される方がいらっしゃる場合、おひとり様ずつお申込みをお願いいたします。
※お申込み確認後、弊社担当者よりご連絡させていただきます。メールが届かない場合は、お手数ですが弊社までお問合せください。

開催形式

オンラインセミナー
※配信ツールは「Zoom」を使用いたします。

※参加申込規定は こちら

受付は終了しました

お問い合わせ

電話番号03-3221-4942
メールアドレスma_seminar@recofdata.co.jp
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