[M&Aの現場から]

2018年6月号 284号

(2018/05/17)

【WMパートナーズ】

中小、中堅企業の成長を支援するグロースキャピタル

 松本 守祥(代表取締役会長)
 徳永 康雄(取締役社長)
  • A,B,C,EXコース
右から松本 守祥氏、徳永 康雄氏
右から松本 守祥氏、徳永 康雄氏
 WMパートナーズ(以下WMP)は、2013年7月に設立された独立系投資会社。

 「創業時は日本アジア投資(以下JAIC)で投資経験を積んだメンバーがコアとなっていましたが、新しい投資メンバーも参加し、様々なバックグラウンドを持つ投資プロフェッショナルがチームを構成しています。WMPの設立の理念は、国内の成長企業への投資を通じて日本の産業を育成し、雇用創出を通じて現在の日本が抱える課題である成長戦略に貢献することです。成⻑を志向する国内の中堅・中小企業の有能な経営陣にWMPが加わることで様々な経営課題やニーズに対応し、成長戦略の実現に貢献したいと考えています。また、非連続に成長する企業に必要な資源は、資金以外に情報、人材、オープンに外部と連携していくネットワークだと思っていますので、我々はこうした資源の提供を行うことで、執行能力の高い有能な経営陣を徹底的に支援していきたいと考えています」と語るのは、松本守祥(もりよし)・代表取締役会長。

 松本氏は、慶應義塾大学法学部を卒業して1989年日本アセアン投資(JAIC、現・日本アジア投資)に入社。以降、日本・米国・東南アジア・中国にて現地パートナーとのグロースキャピタル、及びCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)の運営に従事。07年シリコンバレーで米国子会社CEO、09年よりJAIC代表取締役社長、12年取締役会長に就任。 02年以降プラベートエクイティ(PE)ポートフォリオ及びファンド出資持分への買収型投資(JSPF Fund Series )の執行総責任者(CIO)を務め、13年7月にWMパートナーズを設立した。

 松本氏は、JAICで他社に先駆けてPEのセカンダリー投資(投資対象会社の既存株主からの譲受)をスタートさせたという実績を持つ。

 「02年にJAICの一部門としてセカンダリー投資をスタートさせ、03年9月日本国内初となる

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