[GLOBAL M&A]
2017年12月号 278号
（2017/11/15）
独シーメンスと仏アルストムが鉄道事業を統合 （GER/FRA）
鉄道車両で世界2位の独シーメンスと3位の仏アルストムが鉄道事業を統合する。シーメンスは輸送車両や信号装置等の鉄道事業をアルストム本体に統合し、統合会社の株式50％を取得する。また、シーメンスは統合の4年後以降に2％分の株式を追加取得する権利も得る。統合会社「シーメンス・アルストム」はパリ周辺に本社を置き、仏で上場予定。合計売上高153億ユーロ（約2兆円）、従業員約6万2000人の巨大な欧州系鉄道会社が誕生する。地理的・技術的に補完性が高い両社の統合で、市場のグローバル化やデジタル化に対応し、世界首位の中国中車（中国）等に規模や開発力で対抗する。
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
［マールレポート ～企業ケーススタディ～］
