[M&Aスクランブル]

(2020/12/17)

M&A業界にもM&Aの波 ~ 老舗アドバイザリーが大手の傘下へ

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 M&A仲介やマッチングプラットフォームなど、M&A事業者が売り手となる案件が11月以降、立て続けに3件発表された。買い手はいずれも大手企業だ。

 大阪本拠で東証1部上場企業のタナベ経営は12月9日、公認会計士を多数抱えM&A支援業務などを行うグローウィン・パートナーズ(東京)の買収を発表した。資本業務提携を行い、監査法人トーマツ出身の社長ら3人から株式を譲り受けるとともに、第三者割当増資を引き受け、50.1%の株式を取得する。

 タナベ経営は、創業63年で中堅企業を中心に約7000社を経営支援している。近年はM&Aコンサルティングにも力を入れており、グローウィン社を買収して、M&A支援、財務部門等バックオフィス業務のDX(デジタル・トランスフォーメーション)化や生産性向上支援業務を強化する。グローウィン社は2005年創設、タナベ経営の顧客基盤や金融機関とのアライアンス基盤を通じて、全国の事業承継マーケットや業態転換・事業再編構築マーケット、地域企業のDXマーケットに参入可能となる。...

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