[マールレポート ~企業ケーススタディ~]

2010年1月号 183号

(2009/12/15)

一〇〇〇億円ファンドを運営する丸の内キャピタルの投資戦略

  • A,B,EXコース
タカラトミーに出資
 
業績不振に苦しむ企業が多い中、タカラトミーの二〇〇九年中間連結決算が注目された。〇六年三月のタカラとトミーの合併後、最高益を記録したからである。同社の中間連結決算の売上高こそ前年同期比一・四%減の八六七億円となったものの、営業利益は七二・三%増の五六億円、経常利益が五八・九%増の五六億円、最終利益は前年同期比八五・〇%増の四八億円となり、いずれも過去最高となった。同社では一〇年三月期通期の連結業績見通しについても、売上高一七四〇億円、営業利益一〇〇億円、最終利益についても八五億円へと上方修正した。

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