[地方のM&A～中小企業の事業承継・事業再生と地域金融機関の対応～]
2017年11月号 277号
（2017/10/17）
1. 2017年9月は「関東・甲信越」など4ブロックで買い手、売り手とも前年同月比増加
47都道府県に本社を置く日本企業が2017年9月に実施（発表）したM&A件数（地方別M&A件数）を全国6ブロック別にまとめ、それぞれ買い手（当事者1）、売り手（当事者2）別に集計し、前年同月と比較してみると、「北海道・東北」で買い手が3件から5件、売り手が8件から15件に増加、「関東・甲信越」で買い手が117から150件、売り手が87件から112に増加、「北陸・中部」で買い手が5件から15件、売り手が5件から8件に増加、「近畿」で買い手が15件から25件、売り手が16件から22件に増加と、6ブロック中4ブロックで買い手・売り手ともに増加した。その他では、「中国・四国」で買い手が8件から9件に増加、売り手が11件から7件に減少、「九州・沖縄」で買い手が10件から5件に減少、売り手が5件から12件に増加した。
1-9月の累計を前年同期と比較してみると、
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［マールレポート ～企業ケーススタディ～］
