[編集部から]

2016年8月号 262号

(2016/07/15)

次号予告と編集後記(2016年8月号)

次号予告

2016年9月号
特集:「ガバナンス改革でどうなるM&A実務」         
2016年8月15日発売予定

※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。

編集後記


■今号の特集座談会にご出席いただいたABBALab(アバラボ)の小笠原治社長のご厚意で、同社が運営するベンチャー企業のプロトタイプを作成するスタジオを見学させていただきました。ABBALabは、東京・秋葉原駅そばの富士ソフト秋葉原ビル10〜12階を使っていますが、10階は電子工作から量産向け試作品の開発・検証までが行える「DMM.make AKIBA Studio」。11階は3Dプリンターを設置し、3Dプリンターや各種機材に関する法人向けのコンサルティングサービスを提供する「DMM.make AKIBA Hub」。12階はイベントスペースやシェアオフィスなどを展開する「DMM.make AKIBA Base」となっています。DMM.make AKIBA Studioには合計180点以上の設備があるとのことで、5軸CNC(切削機)をはじめ、水深30mまでに対応した耐圧潜水試験設備など、小さな工場では高価で導入できないような機器や設備が用意されていて驚かされました。どこかの大学の研究室のメンバーでしょうか、先生と思しき紳士と若い学生風の青年が試作品を囲んで議論している光景に、「モノづくり」ベンチャーの熱気を肌で感じることができました。(耕)

■育休を終え、4月から仕事復帰しました。保育園に入所できないのではと必死に「保活」していたのですが、思いのほかすんなり入所できたので、いささか拍子抜けしました。入所承諾通知を受け取った当初は、周りの母親たちも同様かと思っていたのですが、しばらくして児童館に行ってみると、そこかしこで入所できなかった母親たちの話し合いが行われていました。なかには引っ越しや仕事を諦めることを決めた方もたくさんいらっしゃいました。企業による時短勤務制度、自治体によるファミリーサポートサービスなど、昔に比べれば仕事をしながら子どもを育てる環境は随分と整ってきていると思いますが、保育園の数という一番大事な条件が揃わないことに歯がゆさを感じます。働く意欲のある女性が働けずにいるなんて勿体ないことです。(郁)

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