[マーケットを読む ～今月のM&A状況～]
2008年6月号 164号
（2008/05/15）
四月は、世界規模の新薬開発競争で生き残りをかけた武田薬品工業が、日本の製薬企業としては過去最大規模の買収案件となる米バイオベンチャーのミレニアム・ファーマシューティカルズ（マサチューセッツ州）の買収を発表するなど海外へ向けての動きが見られた。ソフトバンクグループも、中国のインターネット大手、オーク・パシフィック・インタラクティブ（ＯＰＩ、北京市）に資本参加した。国内ではトヨタ自動車が富士重工業への出資比率を高
め、提携の強化を図るなど自動車業界再編の動きがさらに加速した。
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［マールレポート ～企業ケーススタディ～］
