[マールレポート ~企業ケーススタディ~]

2008年9月号 167号

(2008/08/15)

みずほキャピタルパートナーズの支援を受けMBO 株式公開を目指す

日本ビューホテル社長 鹿野建治
  • A,B,EXコース

身売りか自主再建か――
経営危機に直面した経営陣が挑んだ再生の道


民事再生を申請した老舗ホテル

日本ビューホテルが、約八〇〇億円の負債を抱えて民事再生法の適用を申請したのは二〇〇一年九月のことである。

同社は一八八〇年の創業。一九五三年五月に那須観光株式会社を設立し、六〇年第一号店となる那須ビューホテルを開業。六六年には日本ビューホテルに商号を変更した。創業家の箭内家はもともと茨城の豪族であったようだが、栃木県の那須に移り、湯治場で旅館を開いたといわれる。その老舗ホテルが経営危機に追いやられた原因は、バブル期の過剰投資であった。

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