[マールレポート ~企業ケーススタディ~]

2009年2月号 172号

(2009/01/15)

世界第3位のガラスメーカーピルキントンを買収した日本板硝子のグローバル戦略

  • A,B,EXコース

6000億円を超える巨額買収、ピルキントンの社長をCEOに据えた出原洋三・取締役会議長の決断 

小が大を飲んだ買収劇
 
〇六年一月初め、一人の男が日本板硝子本社を訪れた。英国ピルキントンのスチュアート・チェンバース社長である。ハードネゴシエーターとして知られた同社のナイジェル・ラッド会長はなぜか同行していなかった。星「全権を任されて来ました。買収価格は一株あたり一六五ペンス(約三四〇円)。それ以下では売りません。もし、これが受け入れられなければ、このまま英国に帰ります」

この記事は、Aコース会員、Bコース会員、EXコース会員限定です

マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。

バックナンバー

おすすめ記事