[マールレポート ~企業ケーススタディ~]

2009年10月号 180号

(2009/09/15)

ローソン、マツモトキヨシ提携など競争激化のドラッグストア業界 「クスリのカツマタ」買収で首都圏ナンバーワン戦略に出た住友商事

編集委員 池田耕造
  • A,B,EXコース

ドラッグストア業界を巡る再編が加速する中、独自の道を行く

住商ドラッグストアーズと統合

住友商事は今年七月に「クスリのカツマタ」(以下「カツマタ」)発行株式の約九九・五%を譲り受けた。カツマタは一九八三年の創業。川崎に本社を構え、東京・城南エリアから川崎・横浜エリアで、主に東急沿線の駅前繁華街を中心に二五店舗をドミナント(地域集中出店)展開している。立地・店舗面積ともに競争力が高く、一店舗当たりの平均年商は約六億円と業界では非常に高い水準にあるとともに、利益住商ドラッグストアーズと統合率も高く、また、有利子負債ゼロという健全な財務体質の企業である。
 

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