[業界動向「M&Aでみる日本の産業新地図」]

2010年7月号 189号

(2010/06/15)

第66回 半導体製造業界

株式会社 レコフ リサーチ部 澤田英之
  • A,B,EXコース

公的支援や先端技術への投資などによってDRAM大手のエルピーダメモリの業績が好転し、2010年3月期には黒字に転換した。また、交渉は難航を極めたと伝えられたものの、当初の予定通り、NECエレクトロニクスとルネサステクノロジが統合し、2010年4月にはルネサスエレクトロニクスが発足した。しかし、半導体製造に係わる事業リスクの大きさなどに鑑みれば、これで業界再編が終わったとみる向きは少ない。本稿では、これまでの再編の動きを振り返るとともに、今後の見通しを考察した。

この記事は、Aコース会員、Bコース会員、EXコース会員限定です

マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。

バックナンバー

おすすめ記事