[業界動向「M&Aでみる日本の産業新地図」]
2011年3月号 197号
(2011/02/15)
医療用医薬品業界では、2004年の旧山之内製薬と旧藤沢薬品工業(アステラス製薬誕生)との合併発表をきっかけに、2007年まで国内大手による大型統合が相次ぎ、2007年以降は、新薬開発力の向上、ラインアップの拡充、また、海外でのプレゼンス向上などを目的としたIN-OUTの大型M&Aが実施されている。一方で、今後の成長が見込まれる国内後発医薬品市場を巡っては、海外メーカー、新薬メーカー、また、異業種などによる参入を目的とした資本・業務提携などが活発化している。最近では、海外の医薬品大手が中南米などでM&Aを積極的に手がけていると伝えられており、今後は新興国を巡る動きが注目される。
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
[Webマール]
[M&A戦略と会計・税務・財務]