[マーケットを読む ～今月のM&A状況～]
2011年12月号 206号
（2011/11/15）
10月は、各マーケットで大型の案件が発表された。OUT-INでは米投資ファンドのベインキャピタルがすかいらーく（東京都武蔵野市）を約2600億円で、IN-INでは三井住友銀行（東京）がプロミスを約2088億円で、INOUTではソニーがソニー・エリクソンを約1110億円でそれぞれ買収する。また、イオングループのM&Aが目立った。イオンは中四国地盤の食品スーパー、マルナカを、イオン銀行（東京）は経営破たんした日本振興銀行から事業を継承していた第二日本承継銀行（同）をそれぞれ買収する。日本で届け出をしたTOBは、パチンコ機器メーカーの平和によるゴルフ場運営のPGMホールディングス買収など7件あった。
この記事は、無料会員も含め、全コースでお読みいただけます。
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
［藤原裕之の金融・経済レポート］
