[産業構造の変化に対応するM&Aの実務]

2014年7月号 237号

(2014/06/15)

第25回  国際観光の伸長がもたらす投融資の機会とは

 金子 和弘(EYトランザクション・アドバイザリー・サービス エグゼクティブ・ディレクター)
  • A,B,EXコース

  一般経済紙にも大きく報道されるホテル業界のM&Aや外資系ホテル(オペレーター)の進出、大規模なリノベーション計画の発表、安部政権が成長戦略の柱と位置付ける「統合型リゾート」や東京オリンピック招致のプレゼンテーションで一世を風靡した「おもてなし」等々、「観光立国」・ホスピタリティ産業、といったキーワードにつながる動きが活発化していますが、近隣で経済発展を遂げるアジア諸国をソースマーケットとしたサービス業でのビジネスモデル構築という意味で産業構造の変化ととらえ、本連載のテーマとして取り上げてみました。
  商機に聡い華僑系の資本は数年前から日本のホスピタリティ業界に少なからぬ投資を実施してきています。こうした華僑系投資家との対話を通じても日本における数少ない成長産業と筆者が実感するホスピタリティ業界について、大都市圏に限らない「地方」のポテンシャル、ホテルに留まらない宿泊業態やレジデンシャル・アセットにおけるポテンシャルといった切り口で、その投資機会及びその実務の主要ポイントについて記載します。
 

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