[編集部から]

2014年9月号 239号

(2014/08/15)

次号予告と編集後記(2014年9月号)

次号予告

2014年10月号
特集:M&Aと税制の最新事情 2014年9月16日発売予定


※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。

編集後記


■「データを読む」は、本号の「保険会社による海外M&A(IN-OUT)動向(2)」をもちまして150回目を迎えました。2002年4月号の第1回「破たん」から12年6カ月が経ちましたが、お陰様で1回も休載することなく継続することができました。これもひとえにご指導をいただいた方々、読者の皆様のお蔭と感謝しています。
「データを読む」は、当時、独禁法改正による持株会社解禁、株式移転・株式交換制度、会社分割制度の創設などを経て次第にM&Aスキームが複雑化する中で、蓄積されたデータベースをもとに様々な視点から立体的な分析を行い、読者の皆様に最新のM&Aの動きや流れをご報告する目的で新設され、その時々のマーケット動向や業界動向、持株会社や株式交換といったスキームごとの活用分析に加え、投資ファンドの動きなどのトピックを取り上げてきました。
マールオンラインでは2006年1月号以降の記事が収録されています。是非ともご活用ください。(優)

■4年に1度のサッカーの祭典ワールドカップが終了しました。試合や応援を見ていると、各国それぞれに国民性が感じられました。南米の国々には情熱的で攻撃的なイメージを持っていましたが、思い通りにならずに相手選手に噛みついてしまう激しさとゴールへの執念には予想を超えた驚きがありました。日本チームは残念ながら勝利を収めることができませんでしたが、負け試合の後にサポーター達が黙々と客席のゴミを集める姿は世界に感動を与えました。
今、日本企業ではM&Aを活用したグローバル化の動きが活発ですが、PMIの難しさに苦労しているように見受けられます。統合の第一歩は、現地の人々の国民性を理解することではないでしょうか。多様な価値観を共有することは、長い目で見るときっと企業の財産になると思います。(華)

 

 

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