[地方のM&A～中小企業の事業承継・事業再生と地域金融機関の対応～]
2016年9月号 263号
（2016/08/15）
1. 2016年7月は「北陸・中部」、「九州・沖縄」で活発化
47都道府県に本社を置く日本企業が2016年7月に実施（発表）したM&A件数（地方別M&A件数）を全国6ブロック別にまとめ、それぞれ買い手（当事者1）、売り手（当事者2）別に集計し、前年同月と比較してみると、「関東・甲信越」では買い手が116件から121件、売り手が81件から102件に増加、「北陸・中部」で買い手が9件から15件、売り手が9件から11件に増加、「九州・沖縄」で買い手が2件から8件、売り手が6件から11件に増加と、買い手・売り手ともに増加した。また、「北海道・東北」で買い手が7件から8件に増加、売り手が15件から8件に減少、「中国・四国」で買い手が8件から6件に減少、売り手が同件数だった。「近畿」は買い手が27件から26件、売り手が19件から16件と、買い手、売り手ともに減少した。
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