[M&Aの現場から]

2023年4月号 342号

(2023/03/09)

【スキャデン・アープス法律事務所】米国を中心に、欧州、アジアの各拠点が連携してM&Aをサポート

神谷 光弘(東京オフィス代表パートナー 弁護士・ニューヨーク州弁護士)
熊木 明(同パートナー 弁護士・カリフォルニア州弁護士)
  • A,B,C,EXコース
神谷光弘・東京オフィス代表パートナー 弁護士(左)、熊木明・同パートナー 弁護士

神谷光弘・東京オフィス代表パートナー 弁護士(左)、熊木明・同パートナー 弁護士

 スキャデン・アープス法律事務所は、1987年スキャデン・アープス・スレート・マー・アンド・フロムLLP(以下スキャデン)初の海外事務所として開設された。

 「スキャデンは、ニューヨークを本拠として米国内にはワシントンD.C.、ボストン、シカゴ、パロアルト、ロサンゼルス、ウィルミントン、ヒューストンに、欧州ではロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘン、ブリュッセルに、アジアでは、東京の他に、北京、上海、香港、シンガポール及びソウルに、また、これら以外の地域としては、カナダのトロントやブラジルのサンパウロにもオフィスを構え、世界で約1700人の弁護士を抱えています。

 1980年代米国で敵対的買収が盛んにおこなわれた時代に主にオフェンスサイドを手掛ける法律事務所として規模を大きくしていきました。著名な案件では、例えば、米ダウ・ケミカルとデュポンの経営統合で、デュポン側に付きましたし、総額約20兆円にのぼる米製薬大手、ファイザーとアラガンの合併ではファイザー側のアドバイザーを務めました。

 グローバル展開については、

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