[M&Aスクランブル]

(2014/07/23)

ゴルゴ13のM16 ~的を射た企業価値評価をするために~

  • A,B,C,EXコース

 漫画雑誌「ビッグコミック」に連載中の「ゴルゴ13」をご存知の方は多いだろう。1968年に連載がスタートし、今まで46年間も続いている長寿の劇画シリーズだ。昭和は遠くなりにけりで、「あのバブルの頃は大変だった」といっても、「何時のこと?」「何のこと?」という20~30代の若者が増えている中で、すたれないどころか、今なお新しい読者ファンを開拓し続けているのは脅威としか言いようがない。昭和生まれの誉れの1つかもしれない。人気の理由としては、常に新しい題材を、その時の国際政治・経済や企業活動、あるいは歴史・文化の領域などに幅広く求めながら、その動きの裏にある世界をリアルなタッチで描き上げる脚本力があげられる。複数の脚本執筆者グループが、この幅広い領域の最新情報をそれなりの専門知識を踏まえながら分かり易く紹介することで、長寿作品を陳腐化させず、その新しさを支え続けていると言われる。

 とはいえ、何といっても魅力的なのは、「ゴルゴ13」の超一流のスナイパー(狙撃手)としての腕と勧善懲悪の爽快感だ。高倉健をモデルにしたという「デューク東郷」ことゴルゴ13は、改良版M16という狙撃銃を使いこなして、数百メートル先の動く標的を仕留めることができ、その最長射程距離は600メートルということになっている。


 

この記事は、Aコース会員、Bコース会員、Cコース会員、EXコース会員限定です

*Cコース会員の方は、最新号から過去3号分の記事をご覧いただけます

マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。

バックナンバー

おすすめ記事

アクセスランキング