[【投資ファンド】成長に貢献するオープンイノベーション/Corporate Venturing(AT PARTNERS)]

(2022/05/23)

【第3回】右見て、左見て、右見て、左見て、右見て、左見て・・・事故

秋元 信行(AT PARTNERS 代表取締役 General Partner)
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 第1回ではオープンイノベーション1丁目1番地1号、第2回ではCorporate Venturing1丁目1番地1号を議論しましたが、それぞれ違う立場でこれら地域を訪問していたことをお気づきでしょうか。オープンイノベーションの回ではスタートアップとの共創パートナーである事業会社の立場であったのに対し、Corporate Venturingの回では投資家・株主という立場で議論してまいりました。実は長年Corporate Venturing活動をしてきた中で最も難しい問題として悩み続けてきたのが、この二面性です。

板挟み
板挟み

 もう20年近く前になりますが、前職時にグループとして初めてシリコンバレーにCorporate Venture Capital(子会社)を設立し、そのCEOとして赴任しました。オープンイノベーション実現のためにシリコンバレーの有望スタートアップを発掘し、投資。その上で本社(親会社)との協業、共創を実現し新しい価値を世の中に提供するんだと当時まだ若かった私は燃えていたわけですが、1件目の案件でいきなり難題に直面します。

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■ 筆者履歴

秋元 信行

秋元 信行(あきもと・のぶゆき)
代表取締役 General Partner
AT PARTNERS株式会社
・NTTドコモ ではシリコンバレーに駐在し米国研究所を立ち上げ、その後CVCを設立しCEOに就任
・DOCOMO Capital, Inc.のPresident & CEO、DOCOMO Innovations, Inc. Chairmanを歴任
・NTTでは海外投資案件に携わり、その後ドコモに転籍
・一貫してStartupとの協業によるOpen Innovation、Corporate Venturing活動に従事
・日本ベンチャーキャピタル協会 フェロー

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