[M&Aトピックス]
（2022/04/05）
2022年1-3月期の日本企業のM&A件数は1124件と、過去最多だった2021年1-3月期の1067件から57件、5.3％増加し、最多を更新しました。マーケット別内訳はIN-IN892件､IN-OUT148件､OUT-IN84件で、全てのマーケットで前年同期を上回りました。さらに、IN-IN、OUT-INで同期間の最多を更新しました。
1124件中、ベンチャー企業へのM&Aは442件で、前年同期の393件から12.5％増加しました。M&A全体に占める割合は39.3%と前年1年間の39.6%とほぼ同水準で推移しています。また、事業承継M&Aは205件と、前年同期の152件から34.9％の大幅増加となりました。他方、上場企業が子会社や事業を売却する、いわゆるカーブアウト案件は85件で、前年同期の111件から23.4％の減少となりました。
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