[M&A用語]

三角株式交換

英語 :Triangular Share Exchange

三角株式交換とは、対象会社を株式交換で完全子会社化するにあたって、完全親会社になる会社の株式ではなく、その親会社の株式を対象会社の株主に対価として交付する株式交換をいう(同種の三角組織再編として、三角合併及び三角会社分割の項目もあわせて参照のこと)。

三角合併と同様に、日本企業が外国企業を株式対価で買収するクロスボーダーM&Aの手法としても用いられる。具体的には、日本企業が海外子会社を設立し、その海外子会社が買収対象の外国企業を株式交換する際に、親会社である日本企業の株式を対価として外国企業の株主に交付する。

三角株式交換では、対象会社は法人格が存続するが、三角合併においては、対象会社の法人格が合併により消滅することになる。



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更新日:2024年03月07日

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