[M&A用語]

レブロン基準

英語 :Revlon Duty

レブロン基準(又はレブロン義務)とは、1986年に米国デラウェア州で示された判例法理で、会社が売却状態になった場合には、取締役会の義務は、株主の利益のために会社の売却価値を最大化することにあるとする判断基準。

レブロン基準は、ユノカル基準の後に示された基準である。裁判所は、ひとたび会社が売却状態(for sale)になれば、取締役会の義務が、会社を維持することから会社を高く売却することに変化したとし、ユノカル基準を理由として買収防衛策を実施することは許されず、取締役会は株式の競売人として株主価値を最大化することに義務を尽くす必要があることを示した。

用語カテゴリー:

更新日:2018年04月01日

関連記事

キーワードを入力して探す

カテゴリーで探す

五十音順で探す

※追加や必要な用語がございましたら、こちらまでご連絡ください。弊社で検討の上、反映させていただきます。

スキルアップ講座 M&A用語 マールオンライン コンテンツ一覧 MARR Online 活用ガイド

アクセスランキング