[業界動向「M&Aでみる日本の産業新地図」]

2016年12月号 266号

(2016/11/15)

第142回 コンビニエンスストア業界 コンビニ大手、成長持続へM&Aで次の一手を模索

 マール企業価値研究グループ
  • A,B,EXコース

【図表1】 コンビニエンスストア業界のM&A件数と金額の推移   コンビニエンスストア大手3社のM&Aを活用した成長戦略が鮮明になってきた。セブン―イレブンを展開するセブン&アイ・ホールディングスは、成長が見込める北米市場に注力し、ファミリーマートはユニーグループ・ホールディングスとの経営統合によるスケールメリット、ローソンは三菱商事の子会社としてグループの総力結集で猛追を図る考えだ。国内のコンビニ店舗総数約5万4000店のうち大手3社が9割近くを占める寡占化が進み、3社の成長戦略は決死の生き残り策の様相を呈している。

●セブン&アイHD 中期経営計画発表 北米市場で攻勢

この記事は、Aコース会員、Bコース会員、EXコース会員限定です

マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。

バックナンバー

おすすめ記事