交渉の初期段階での特報朝の電車で、日経新聞を開くと、「キリン、サントリー経営統合へ」の大きな見出しが目に飛び込んできました。麻生政権の命運がかかる都議選の開票結果を片隅に追いやる堂々たる1面トップのスクープ記事です。ネットの大波にのみ込まれ、危機がささやかれる新聞の底力をまざまざと思い知らされました。やはりお金を出しても新聞はとらないといけないのだと。特ダネこそ新聞が生き残る道だと。