[M&Aの現場から]

2016年5月号 259号

(2016/04/15)

【グロービス・キャピタル・パートナーズ】 160億円の5号ファンドを設立した老舗ベンチャーキャピタル

 高宮 慎一(パートナー/Chief Strategy Officer)
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高宮 慎一氏  グロービス・キャピタル・パートナーズ(GCP)は、グロービスグループのベンチャーキャピタルとして1996年に設立され、今年20周年を迎えた日本でも独立系としては老舗のベンチャーキャピタルである。

「グロービスは、1992年に渋谷の小さな貸し教室でマーケティングの1講座からスタートしたのですが、創業時から『経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会に創造と変革を行う』というビジョンを掲げて事業に取り組んできました。そのうち『ヒト』の面では、『グロービス経営大学院(MBA)』や、『グロービス・コーポレート・エデュケーション』などにより、ビジネスリーダーを育成・輩出するとともに、企業内集合研修などの法人向け人材育成サービスを通じて企業の経営力強化のサポートを行っています。また、『チエ』の面では、『グロービスMBA』シリーズの書籍を始めとする経営書の出版ならびに、ビジネスを面白くするナレッジライブラリ『GLOBIS知見録』のウェブサイトとスマホアプリを通じて、経営・マネジメントに役立つコンテンツの発信を行っています。当社グロービス・キャピタル・パートナーズは、価値創造型ベンチャーキャピタルとして『カネ』の部分を担っていまして、ベンチャー企業に対して経営資源をトータルにバックアップし、企業の成長をプロデュースすることを目的にしています」と語るのは、パートナー、Chief Strategy Officerの高宮慎一パートナー。

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