M&A専門誌マール

2017年09月07日(木)

データファイル [注目企業のM&A戦略を追う]

ワールドホールディングス 時代の波を捉え事業領域を拡大し、総合力の向上を目指す ~M&Aも活用し、安定した事業成長へ~

1.はじめに

 福岡市に本社を置き「人材・教育ビジネス」、「不動産ビジネス」、「情報通信ビジネス」の3事業をコアビジネスとしているワールドホールディングス(以下、ワールドHD。東証1部上場)の業績が好調だ(図表1、図表2参照)。2016年12月期まで7期連続の増収、6期連続の増益を達成。2011年12月期に378億9200万円だった売上高は5年後の2016年12月期には2.5倍の943億3400万円となっている。

(図表1)ワールドHDの事業別概要


(図表2)ワールドHDの業績推移


 ワールドHDの前身である旧ワールドインテックは、1993年に人材ビジネス事業会社として設立された。2005年にジャスダック証券取引所に上場し、その後、M&Aにより情報通信ビジネスに参入。2010年には不動産ビジネスに進出し、事業の多角化を進めてきた。M&Aを活用して人材とノウハウの「種」を買い、育てることで、グループ全体の成長スピードを加速させてきたワールドHDは、2014年には持株会社体制に移行し、3つのコアビジネスのさらなる成長と新たな事業領域の確立を掲げる。その一環として、2017年2月には農業公園の運営管理を手がけるファーム(愛媛県西条市)を買収し、同社を中心に新しいセグメントの確立に挑戦している。

 最近では2016年3月に東証2部に市場変更、そのわずか3カ月後の6月には東証1部に指定替えとなり注目を集めた。ジャスダック上場を契機にM&Aも活用しつつ周辺事業への進出や営業エリア獲得により事業規模を拡大させてきた同社のこれまでの歩みを追う(図表3)。

(図表3)ワールドHDの主なM&A


2.沿革~M&Aにより事業領域を拡大

(1)人材ビジネス会社としてのワールドインテック設立

 ワールドHDの前身であるワールドインテックは、伊井田栄吉会長兼社長が1993年に福岡県北九州市で設立した。

 もともと、伊井田会長兼社長は1981年にみくに産業(現・ミクニ。ワールドHD子会社)という不動産会社を設立し経営していたが・・・


 

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