[M&Aトピックス]

(2021/01/05)

ブラックストーン・グループ・ジャパンのシニア・アドバイザーに長谷川榮一氏が就任

 大手の投資ファンド運用会社ブラックストーン・グループ・ジャパンのシニア・アドバイザーに、2021年1月1日付で長谷川榮一氏が就任した。長谷川氏は、1976年、東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)入省、08年中小企業庁長官、10年に退官している。退官後は、ボストンコンサルティンググループでシニア・アドバイザーや東京大学公共政策大学院教授等を務め、安倍前内閣では総理大臣補佐官兼内閣広報官を務めていた。米タフツ大学フレッチャー法律外交大学院修士課程を修了。

 ブラックストーンでは日本経済の動向、プライベートエクイティ、および不動産投資、資金調達などの助言をしていくとのこと。

 ブラックストーンは1985年に米国ニューヨークで設立。2007年に東京オフィスを開業、18年からプライベートエクイティの投資活動を本格展開しており、20年の投資規模は77億ドル(約8000億円)を超えた。これまでのプライベートエクイティ投資案件としてはあゆみ製薬の買収(19年)や武田コンシューマーヘルスケアの買収(20年、約2400億円)などがある。

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