[M&Aトピックス]

(2021/06/30)

カーライル・グループ、シニア・アドバイザーに鷹野志穂氏就任

 カーライル・ジャパンのシニア・アドバイザーに、鷹野志穂氏が7月1日付で就任する。鷹野氏は消費財・小売業界における30年以上の経験を生かし、同業界におけるカーライルの新たな投資機会の発掘や評価を含めた投資活動全般について助言を行う予定。

 カーライル・ジャパンは、日本における中核産業分野の投資先企業を支援するシニア・アドバイザーとオペレーティング・エグゼクティブのチームを擁している。今回の鷹野氏の就任により同チームは 10人体制となり、今後も拡大していく予定だ。

 鷹野氏は、ロクシタンジャポン株式会社で2004年~15年に代表取締役社長、15年~16年に代表取締役会長を務めるなど数々の要職を歴任。同氏のリーダーシップのもと、01年に5店舗だった直営店は、17年には100店舗以上に拡大し、年間売上高は300億円規模に成長した。それ以前はブーツ、コカ・コーラ、イヴ・サンローラン・パルファン、明治乳業(現・株式会社明治)など、グローバルおよび日本の大手消費財企業に在職し、幅広い業務に従事していた。

 米カーライル・グループは、グローバルに展開する投資会社で「グローバル・プライベート・エクイティ」「グローバル・クレジット」「インベストメント・ソリューションズ」の3つの分野で投資活動を展開している。2021年3月末時点の運用資産は総額2600億ドル。現在、世界5大陸の29拠点に1800人以上の社員を擁している。


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