[M&Aトピックス]

(2023/05/15)

事業承継・引継ぎ支援センターが、M&Aの実務経験者を公募

~愛知県と奈良県のセンターで人材受け入れ~


 事業承継・引継ぎ支援センター(以下、センター)は、M&A案件の成約促進、業務の効率化、データベースの活用促進を図り、センター事業の一層の活性化を促すために、M&A支援実務で経験のある人材を募集している。

 応募資格は、M&Aに関する「フィナンシャルアドバイザーや仲介の実務経験者」または「金融・税務、法務等の専門的な知見を有する人材」を出向させることができる法人が対象。求める人材は、いずれも3年以上の実務経験があり、加えてデータベースの有効活用に関するITスキル、M&A支援プロジェクトでの管理者(責任者)としての経験、チームマネジメントや部下育成に携わった経験がある人材が望ましいとされている。

 現在、愛知県と奈良県の2つのセンターで出向受け入れの公募を行っており、公募受付期間は、愛知県が5月8日~5月31日、奈良県が4月17日~5月19日。

 出向期間は、原則1年以内の短期間となる。出向者の業務内容は、①M&Aの相談対応、②データベース等も活用したマッチング業務、③センター担当者等へのM&Aに関する実務面でのアドバイス、④センター事業の一層の活性化を促すための提案が挙げられている。

 応募方法は、出向候補者の履歴書、職務経歴書、M&A支援事例(3件以上)等の書類を各県のセンター事務局まで提出。選考方法は、書類選考の上、面接が行われる。

 なお、出向者には、出向時・出向後における秘密保持義務や出向元が出向先センターの登録民間支援機関等である場合、支援案件の橋渡し先選定への関与禁止等の遵守が求められる。

■中小企業庁 事業承継・引継ぎ支援センターにおいて、M&Aの実務経験を有する人材等を公募
https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2023/230512shoukei.html

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