[Webインタビュー]

(2013/02/13)

【第22回】清掃・衛生の業務用洗浄剤で国内トップシェアのディバーシー日本法人がカーライル・グループをパートナーに米国本社からMBOを決断した背景

 三隅 俊郎(ディバーシー社長)
 大塚 博行(カーライル・ジャパン・エルエルシー マネージング ディレクター)
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源流は1886年創業のS.C.ジョンソン社

―― まず、ディバーシー社について説明してください。

三隅 「当社旧親会社の歴史を振り返りますと、1886年にS.C.ジョンソン社として米国ウィスコンシン州ラシーンで寄木細工の床材メーカーとしてスタートしています。1888年にお客様の声に応えて床用ワックスの販売を開始し、1962年には日本ジョンソン社が世界で18番目の関連会社として大阪に設立されました。日本ジョンソン社は主に家庭用洗剤を製造、販売する会社で、カビキラーなどの商品で現在でも親しまれています。その後、97年に米国本社は分社してジョンソンコマーシャルマーケッツ社が設立され、98年には法人向けの洗浄剤や清掃用機械などを扱うジョンソン・プロフェッショナル社が発足し、その時に家庭向け製品を扱う会社と分かれました。これに伴って、日本でもジョンソン・プロフェッショナル社を親会社として業務用製品を扱う当社が分離しました。

 

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